看護師の給料
          

知っておきたい看護師さんの給与明細(所定内給与・所定外給与・各種控除)

所定内給与(基本給、諸手当)


所定内給与とは、超過勤務などの給与以外のもので、
基本給と諸手当をあわせたものになります。


【基本給】
いわゆるお給料のメインの部分です。
病院、施設ごとに給与規定があり、それで決まります。
年功給、職務給、年功給+職務給とバラバラです。


【諸手当】
基本給で補えない部分を手当という形で補います。
呼び方は、職場ごとに変わります。


●通勤手当
いわゆる交通費です。一ヶ月10万円までは、非課税。
マイカー通勤の場合、距離によって非課税限度額があります。


●家族手当
家族を養っているの、生活費の補助する目的の手当です。
その人数によっても変わってきたりします。


●役職手当
管理職などに支払われるものです。
他の人より、責任や役割が重いためという考え方です。


●住宅手当
看護師の住宅費、家賃などを補助してくれる手当です。
手当という形でなく、寮がある所もありますね。


他にも、皆勤手当、資格手当、交替勤務手当、
などがあります。
もちろん手当がない病院もあります。
基本給との兼ね合いですが、
たくさん手当がついていると
なんだかお得な気になりますね。


所定外給与(時間外、深夜勤務)


所定外給与とは、決められた労働時間外の勤務のお給料です。
深夜勤務などがこれにあたります。
労働基準法で賃金の割増率がしっかり決まっているので、
抑えておきましょう。


【時間外勤務給】
残業手当、超過勤務手当という名前で、もらえるものです。
法定労働時間というものがあり、
原則1週40時間、1日8時間とと決まっています。
これを超えて働く場合、給与の25%増しを支払うことが定められています。


【休日勤務割増給】
休日手当という名前で、もらえるものです。
労働基準法では、毎週1日、4週で4日は、
必ず労働者に与えなければならない法定休日というものがあります。
この法定休日に働く場合、給与の35%増しを支払うことが定められています。


【深夜勤務給】
深夜手当、夜勤手当という名前で、もらえるものです。
時間が決まっています。
午後10時から午前5時までに働く場合、
給与の25%増しを支払うことが定められています。


この内の二つが重なる時もあります。
時間外で深夜、休日で深夜の場合です。
その場合、二つの割増が重なります。
時間外で深夜だと
25%+25%で50%
休日で深夜だと
35%+25%で60%になります。
仕事内容、仕事時間が同じなのでずいぶんお得です。
結構知らなかった方もいるのでは、ないでしょうか。


時間外労働は、つらいもの。
お金がすべてではありませんが、
お給料がこれだけ割増になってると思えば、
がんばる意欲も出てくるのでは、ないでしょうか。


各種控除(健康保険、厚生年金)


給与明細をみると、控除の項目があり
何かと引かれていたりします。
なんのお金なのかもう一度チェックしてみましょう。


【健康保険料】
健康保険は、組合健康保険と全国健康保険協会健康保険の2種類があり、
働いている病院・施設によって変わります。
その金額は、標準報酬月額に保険料率を掛けて計算、
本人と病院・施設が折半しています。


【介護保険料】
40歳以上になると保険料を払うことになります。
介護が必要と認定されたときに、その一割の費用で
介護サービスが利用できる制度です
本人と病院・施設が折半しています。


【厚生年金保険料】
国民年金と厚生年金保険料を合わせたものです。
年金の基礎の部分が国民年金、
働いている人の上乗せの部分が厚生年金です。
本人と病院・施設が折半しています。


【厚生年金基金(企業年金)】
企業年金制度です。
病院・施設が厚生年金の一部を上乗せしてくれます。


【雇用保険料】
失業した場合にもらう給付金の元です。
3年加入していると、教育訓練給付制度を利用することができます。


この他に、所得税、住民税があります。
人間生きていくには、いろいろ払わなければなりません。
稼いだお金が全部使えるわけではないということを
あらためて思い知らされますね。


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