看護師の勤務時間って?
          

看護師さんの夜勤・休日・超過勤務(残業)の上限・有給休暇


せっかく転職するんだったら、少しでも自分の理想に近い職場で働きたいですね。


葉.jpg労働時間にも病院によって時間の区切りが違うこともありますが
だいたいが下記のようになっています。


2交代=日勤8:30-17:00 夜勤16:00-9:00


3交代=日勤8:30-17:00 準夜勤16:30-1:00 深夜勤0:30-9:00


     
看護師の勤務も、一般の労働基準法が充てられています。


オフタイム.jpg【労働基準法第32条】では、使用者(病院長)は、労働者に休憩時間を除く労働を
1週間に40時間を超える労働をさせてはならない。


また、1週間の各日について、休憩時間を除き
1日の中で8時間を超える労働をさせてはならない。


という労働基準法があります。


ですが、規則正しくラインの上を流れてくる商品を生産している業種と違って、
人間同士の触れ合いの中での労働なので、


どうしてもあらかじめ勤務先で決められた勤務時間をオーバーしてしまう事もあります。
そういった時は、1週間 40時間以内の労働時間ならば時間外労働にはあたりません。


看護師さんが把握しておきたい超過勤務(残業)の上限


看護師さんといえば、残業がつきもの。
しかし、病院側もどれだけでも残業させていいわけじゃありません。


厚生労働大臣により時間外勤務の上限時間が定められています。
残業が長くなりがちの看護師さんは、しっかり把握しておきましょう。


●時間外勤務の限度時間●
1週間 15時間
2週間 27時間
4週間 43時間
1カ月 45時間
2カ月 81時間
3カ月 120時間
1年 360時間


1週間15時間、
5日働いてるとすれば、
1日3時間超えたら、
この時間になってしまうペースです。
みなさんは、大丈夫でしょうか。


もう一つ知っておきたいのは、
育児や介護をする必要がある人の場合。
この時間外勤務の限度は、さらに短くなり、
1カ月24時間、年150時間までになります。
ママさんナースには、ありがたいルールです。


ちなみに、法定労働時間は、1日8時間、週40時間。
法定休日は、原則毎週最低1日と決められています。
法定労働時間だけですめば、ずいぶん楽なんですけどねぇ...


看護師さんのお悩み解決!有給休暇とらせてもらえないのは、仕方ない?


有給休暇は、なにも職場がサービスでつけているものではありません。
労働基準法に定められている、働く者のれっきとした権利です。
有給をとらせてもらえないのは、明らかな違法行為、
労働基準法違反になります。
他にも日数を制限や、有給をとるための理由を制限するのもダメです。
原則、職員が希望した日に取得させなければ、なりません。


しかし、それだと仮に職員全員一気に有給休暇取得されたら、
仕事になりません。
そこで、雇い主には、時季変更権といって
取得期日を変更できる金利を持っています。
それも「事業の正常な運営を妨げるおそれがある」場合に限っています。


常に人手不足の病院で、
「入院基本料の算定要件の維持が困難である」という理由などは
「事業の正常な運営を妨げるおそれがある」場合に
該当しないことになっています。


こちら側とすると、理由がなんにしろ有給休暇を要求するのは、
法律的に、なんの問題もないわけです。
しかし、現実には、職場の空気、人間関係により
有給休暇のことは、切り出しづらい場合もしばしばで、
むずかしいところです。


ただ、最近の看護師の求人をみていると
有給取得率が100パーセント、
または、それに近い病院も出てきています。
転職の際、そうゆう部分に注目して
選んでみるとこうゆうことに悩まなくてすみますね。


看護師さんに役立つ、労働基準法、育児・介護休業法の改正部分


看護師さんの過酷な労働環境が問題になってずいぶん経ちます。
行政も何もしないわけでは、ありません。
働きやすくなるよう策を出してくれてはいます。
法改正され、平成22年施工されたものをみてみましょう。


労働基準法では、
●月60時間を超える法定時間外労働は、50%以上の割増賃金の支払い
●1カ月60時間を超えた時間外労働に対し、割増賃金に代えて有給の休暇を付与する制度
●労使協定により年次有給休暇を時間単位で付与する制度
が改正されています。


時間外労働ができてしまうのが、仕方のないことだとすると
その分他の部分、
賃金や休暇でホローしようと制度ですね。


育児・介護休業法では、
●父母ともに育休取得する場合、子が1歳2カ月まで取得できる。
●子の看護休暇制度、小学校就学前の子1人に年5日、2人以上は年10日取得できる。
●3歳までの子を持つ労働者への短時間勤務制度(1日6時間)の義務化、
労働者からの請求があった場合に所定外労働の免除が義務化。
●要介護状態の対象家族が1人であれば年5日、2人以上であれば年10日の介護休暇取得ができる。
など改正されています。


子育て、介護をしながらでも安心して働くことができるため改正です。
少子化対策のため、これから増えていく介護のためにも必要な改正ですね。


もりろん守られていない部分もあるでしょう。
しかし、まず法改正をすることが肝心です。
こうやって少しづつでも働きやすいルールに変えていくのは、大切なことだとおもいます。


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