看護師に関する豆知識
          

看護師さんの現状 離職率って、どれくらい?

看護師さんというと普通の仕事より離職率が高いイメージがあります。
人間関係、仕事の過酷さ、などいろいろ理由があるとは思いますが
現状、離職率はどれくらいになっているのでしょう。


公益社団法人日本看護協会が毎年、
病院看護実態調査をおこなっていて結果を公表しています。
2010年度の結果をみてみましょう。


看護職員の離職率、常勤が11.0パーセント。
新人の離職率が8.1パーセント。
過去からの推移も少し見てみましょう。
常勤の離職率は、2005年から
12.3→12.4→12.6→11.9→11.2→11.0
新人の離職率は、2005年から
9.3→9.2→9.2→8.9→8.6→8.1


3年前からわずかですが減少の傾向になっています。
看護師不足の時代。少しでも引きとめようと、
各病院待遇改善のあらわれでしょうか。


東京、大阪の離職率が高く、
秋田や島根の離職率は低くなっています。
都会のほうが選択肢が多いということなのでしょう。


また、病床数が多い大病院、
7:1看護比率ができている病院ほど、
離職率は低くなっています。


中小の病院ほど、看護師の人数も少なく、
仕事がきつく、辞める人も多いという状況なのでしょう。
何か対策が必要な気もします。


20代に多いメンタルヘルスの不調?


新人やまだ下の立場の20代の看護師さん。
なにかとストレスをためやすい立場にあります。


日本看護協会の病院看護実態調査
( 2,380 病院が回答)によると
2010 年度に1カ月以上の長期病気休暇を取得した
常勤看護職員は 7,483 人!
うちメンタルヘルス不調が原因は、
全体で 2,669 人!
その中で20 歳代は、1,244 人!
46.7パーセント 約半分です。


常勤看護職員全体からみると
メンタルヘルス不調の常勤看護職員の割合は 0.8パーセントで
20 歳代が1.0パ看護師トということになります。
一般労働者のメンタルヘルス不調で休業した労働者の割合が、
0.3パーセントであることを考えるとずいぶん大きな数値です。


看護職員数88 万6,500 人で
常勤看護職員の割合 0.8パーセントとして考えると
約7,000人の看護職員がメンタルヘルス不調で休んでいることになります。


看護師不足が問題になってる中
ずいぶんともったいない気がします。
仕事の悩みは、もちろんあるでしょう。
ただそれ以上に人間関係が原因の場合が多くあります。
人的被害という言い方はおかしいかもしれませんが、
人と人との問題ならなんとかできるはずです。
どうしても耐えられなければ、転職するのも
良い手段ですが、
少しでもこの数が減っていって欲しいものです