認定看護師資格一覧
          

小児救急看護認定看護師の仕事内容・役割

少子化が進む現代、子どもの健康を守ることはとても重要な課題です。
ですが、小児科医の不足や家庭での育児能力の低下、
各地域での小児救急医療体制の整備が不十分なことなどから
小児患者やその家族への救急外来における対応が社会問題となっているのです。


救急外来を受診する子どもの約7割は、それほど重篤ではない病気や怪我で連れてこられます。
そして残りの3割は重症化する恐れのある子どもです。
小児救急看護においては、瞬時に緊急性があるかを判断するトリアージ能力が必要です。
そこには正確性が求められるわけですから、
判断力に優れた小児救急看護認定看護師の存在はとても大きいものとなります。


そして近年、「虐待」によって救急外来に運び込まれる子どもの数が増加の一途をたどっています。
小児救急看護認定看護師には、
受診する子どもの傷や症状を観察して虐待の可能性をいち早く見つけ出す能力も求められています。
また、子どもや家族の状況を判断し、育児相談に乗ったりしながら手助けをすることも大切です。


それ以外にも、子どもの発達段階に応じた適切な看護ができることや、
子どもが用いる非言語的コミュニケーションを理解して救急時の不安を取り除くことができること。
さらには育児能力の低い親へ理解を示し、子どもの健康管理などを適切に指導することなど・・・
小児救急看護認定看護師に期待される能力はたくさんあります。
他の看護職者の相談に乗ることや地域での虐待防止のための取り組に参加することも欠かせません。


小児救急看護認定看護師の受験資格は
通算3年以上の救急看護分野、もしくは小児看護分野での看護実績を持っていて、
小児救急患者・家族の看護を5例以上担当した実績があることが条件となっています。
また、現在、救急看護もしくは小児看護に携わっていることが望ましいとされています。


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