認定看護師資格一覧
          

乳がん看護認定看護師の仕事内容・役割

乳がんとは、乳房の乳管や乳腺などに発生するがんで、
30歳以上の女性の罹患率が高く、50歳ごろをピークにその後は減少していきます。
乳がんは、死亡率は高くなく、乳がんで死亡する人は乳がんを発症する人の3分の1くらいです。
また、まれに男性も乳がんに罹ることがあり、その場合は女性よりも生存率が低くなっています。


主な症状は、乳房にしこりや隆起が新たにできる、乳房にえくぼなどの皮膚の変化が現れる、
乳汁分泌、血性乳汁、乳房の傍のリンパ節の腫れなどがあります。
乳がんは様々なリスクの上に発生すると考えられていますが
その中でも確実とされているのは初経年齢が低いことや閉経年齢が高いこと、
妊娠・出産・授乳の経験がないこと、飲酒・喫煙・高脂肪の食事などの生活習慣、
ホルモン療法を受けていること、そして遺伝によるものなどです。


日本では、年間4万人の女性が乳がんと診断されています。
つまり、4万人の女性が不安を抱えて生活していることになるのです。
そんな乳がんの女性へ、
身体的にも精神的にも質の高いサポートを提供することのできるエキスパートが乳がん看護認定看護師です。


乳がん看護認定看護師は
乳がん看護に対する深い知識と技術を持っていることはもちろんのこと、
治療やそれに伴う副作用のケア、セルフケア能力を高めるための指導、ボディイメージの変容に対するケア、
術後のリンパ浮腫の予防などを高水準で行なうことが期待されています。
また、自らがリーダーとなり他職種と連携して、
チームカンファレンスで患者の病状や治療内容などの情報を交換したり、
辛く長い治療を患者の希望に沿った形で提供できるよう、チームに働きかけたりする役割も求められます。


乳がん看護認定看護師の受験資格は
通算3年以上の乳がん患者の多い病棟または外来での看護実績を持っていて、
乳がん患者の看護を5例以上担当した実績があることが条件となっています。
また、現在、乳がん患者の看護に携わっていることが望ましいとされています。


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