認定看護師資格一覧
          

訪問看護認定看護師の仕事内容・役割

訪問看護とは、訪問看護ステーションなどから看護師が患者の家庭を訪問して、
病態のチェックや療養生活の支援、入浴・食事・排泄などの日常生活の介助、
薬の管理、栄養指導、健康相談、リハビリテーション、ターミナルケアなどを行なうことです。
医師や関係機関とも連携を取り、安心で安全な療養生活が送れるように支援します。


少子高齢化や生活習慣病の蔓延が進む現代では、訪問看護の必要性が高まってきています。
また、病院の在院日数が短くなっていることもその背景にあるようです。


訪問看護師の役割は様々で
まず第一に挙げられるのが、生活の場におけるフィジカルアセスメントです。
患者やその家族と言葉を交わしながら、バイタルサインや呼吸、表情、動きなどを観察し、
聴打診や触診を行ない、
患者の状態は安定しているか、何か異常が起こっていないかを適切に判断します。
病院とは違い、家庭で行なうわけですから、
患者の生活背景を考慮した上でのアセスメントを行なう能力が求められます。


次に、医療ニーズの高い在宅療養者や障害者に対して、
本人の意思を尊重し、セルフケア能力を高めるよう支援します。
また、専門的な看護技術や知識の提供を惜しまず、健康管理・相談・指導などを行ないます。
そうして得た訪問看護の経験を活かしてリーダーシップを発揮し、
地域における訪問看護の質の向上をはかることも重要な役割と言えます。


そして、がん末期や終末期を住み慣れた自宅で過ごすことを希望する患者に対しては、
在宅ターミナルケアを行ないます。
患者の全人的苦痛を理解し、緩和ケアの基礎知識を持っていることが必要です。


訪問看護認定看護師は、
こうした役割を、熟練した知識と経験を持って実践できる、訪問看護のエキスパートです。


訪問看護認定看護師の受験資格は
通算3年以上の在宅ケア領域での看護実績を持っていて、
医療処置および管理を要する患者の訪問看護を5例以上担当した実績があることが条件です。
また、現在、在宅ケアに携わっていることが望ましいとされています。


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