認定看護師資格一覧
          

慢性心不全看護認定看護師の仕事内容・役割

慢性心不全とは、心臓のポンプ機能が低下して全身に十分な酸素を送ることができず、
臓器が必要としている血液が行き渡らずに滞ってしまう状態です。
この状態が急激に起こることを急性心不全といい、
心臓機能が徐々に低下していく場合を慢性心不全といいます。
加齢とともに懸念される病気で、生活習慣病の一種でもあります。


原因は、急性心筋梗塞や高血圧、心筋症、弁膜症などが挙げられ
慢性腎臓病や糖尿病、睡眠時無呼吸症候群といった他の病気に付随して起きることもあります。


心臓病は日本人の死亡原因の2位となっていて、年間18万人近い人が命を落としています。
高齢化社会が進む現代では、今後さらに増えていくと予想されています。
それに伴って、心不全に対する知識や医療技術が優れている看護師の需要も高まっているのです。


慢性心不全看護認定看護師は、
慢性心不全患者を対象とした、急性増悪を繰り返す病態的特徴に基いて、
増悪因子の的確な評価や回復促進を行い、心不全増悪の回避・予防を実践することのできる看護師です。


慢性心不全患者の身体機能、認知・精神機能のアセスメントを的確に行なう技術や、
患者の心不全増悪因子の評価やモニタリングができることが期待されます。
また、症状緩和のためのケアや患者が自分らしく生活できる力を高めるための支援も求められます。
患者のセルフケア能力高めるための指導や教育も適切に実践できなければなりません。
そして、同じ慢性心不全看護に携わる看護師を指導や相談を通して支えていくことも必要です。


慢性心不全看護認定看護師の受験資格は
通算3年以上の心不全患者の多い病棟での看護実績を持っていること、
心不全増悪期から回復期にある患者の看護を5例以上担当した実績があることが条件とされています。
また、現在、心不全患者の多い循環器系病棟・外来・在宅ケア部門の
いずれかで勤務していることが望ましいとされています。


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