認定看護師資格一覧
          

糖尿病看護認定看護師の仕事内容・役割

糖尿病は、言わずと知れた生活習慣病の一種で
悪化すると様々な合併症を引き起こして生命を脅かす大変な病気です。
主な原因としては、生活習慣や肥満、遺伝によるものです。


現代では、食生活の西欧化に伴って糖質を多量に摂取してしまいやすい環境が出来上がっていますが、
その摂取量に対して運動量が足りない状態が長く続いてしまうと、糖尿病にかかりやすくなります。
日本国内でも患者数が年々増加していて、
糖尿病予備軍も含めるとその数は2000万人を超えると言われています。


この増え続ける糖尿病患者を看護するスペシャリストが、糖尿病看護認定看護師です。


糖尿病看護認定看護師は、糖尿病をかかえて生活する患者やその家族に対して、
糖尿病の悪化や合併症を予防して健康的な生活を送ることができるように
適切かつ質の高い支援をできることが認められた看護師です。


糖尿病看護認定看護師には3つの特化技術があります。


1つが、血糖パターンマネジメント技術です。
これは糖尿病看護の集大成と言っても過言ではないくらい重要です。
血糖値は、食生活や運動量によってだけでなく、ストレスや季節、職種などの様々な要因によって変動します。
血糖パターンマネジメント技術は、対象患者パターンを見てよく理解し
インスリンの調整や生活習慣の指導を適切に行ないます。


2つ目がフットケア技術です。
糖尿病と足はとても関係が深く、糖尿病足病変の予防や悪化防止のために
看護師は患者の血糖値を良好にコントロールし、患者自身が日常的に足のケアを行えるよう指導を実践します。


3つ目は糖尿病ケアシステム立案技術です。
集団指導や地域ネットワークシステムにおいて、糖尿病の予防をアプローチし、
患者参加型の糖尿病教室や他の職種とも連携して
糖尿病予防を目指したケアシステム作りを実践・支援します。


糖尿病看護認定看護師の受験資格は
通算3年以上の糖尿病患者の多い病棟や外来での看護実績を持っていて、
インスリン療法を行なっている糖尿病患者、もしくは合併症を持っている糖尿病患者の看護を、
合わせて5例以上担当した実績があることが条件です。
また、現在糖尿病患者の多い病棟や外来、在宅ケア領域で勤務していることが望ましいとされています。


関連ページ


>>脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の仕事内容・役割