実録!看護師日記  看護師経験5年Mさんの転職活動日記&お仕事日記
          

看護師を辞めた訳・・・

同期のナース60人ほどで就職したはずが
1年、 また1年と結婚や転職で辞めていき・・・


私が退職したときに残っていたのは
半分以下のはず・・・


そして就職後10年目で残っている同期・・・
数人しかおらず残っているうち何人かは
主任になっているという話は聞いた。


どうしてこんなに辞めてしまうのか??


色んな理由があるとは思うけど・・・
その一つ。


2006年に行われた診療報酬の改定で、
私が辞めた翌年度から、その病院は「7:1看護」を導入。
大幅に看護師の数を増やし始めたのです。


「7:1看護」とは、急性期病棟の日勤の
担当患者さんの数を看護師1人あたり7人以内にする


という看護師の配置の仕方のこと。


それまでは看護師1人あたり患者さん10人以内の
「10:1看護」
がほとんどの病院で行われていたから、看護師の数が多くないと
7対1にはできないはず。


患者さんにとっては、一人当たりへの看護量が増えるという話で
看護が手厚くできていると病院はより沢山の報酬がもらえる。
つまり病院経営を考えると儲かるということ。


それで、どこの病院も「7:1看護」ができるだけの看護師の数を増やし始めた。


看護師の数が増えたら、仕事は楽になるんじゃない??
単純に考えたらそうなんだけど・・・


それは経験のある看護師が増えたらの話。


新卒ナースの数が増えたら
仕事を教える側にとっての負担は増える。


そう考えて、その病院は看護師の研修制度も見直し、
基本的な看護技術の指導は
集団研修でできる限り行い、
研修期間も長く設定するようになった。
(その新しい研修のお手伝いにも、退職後しばらく行ってた私・・・)


多数とった新卒ナースが辞めずに
3,4年は働く見込みで
研修を考えたりしていたようだけど・・・


病棟の先輩ナースたちにとってはとにかく悲惨だったらしい。


各病棟に配属される新人ナースの数が増えると、
新人教育に関わるプリセプターも増える。


プリセプターは3年目くらいの経験でつくことが多いけど、
ついこの前まで新人だった2年目で
プリセプターを任されることも・・・。


 そうすると、自分の仕事もまだ十分とは言えないのに
 後輩指導もしないといけない精神的な負担。


見かけ上は看護師の数が増えていても仕事は楽にはならない現実。


それどころか大変さが増したという話。


どこの病院も給与や福利厚生を手厚くしたりして
看護師獲得合戦をしはじめた。


より働きやすい職場を求めて
離職がすすんだという・・・。


どんなに給与や福利厚生の待遇がよくても
仕事がきつすぎるとか、職場の雰囲気がよくないとか
ここで働きたいと思えるところじゃないと
結局のところ仕事は続けられないと思う。


職場の環境・・・


そう考えるとそれが一番大事なことなのかも。


>>次の記事 実際にあった転職のお話(企業の健康管理室の看護師へ)


<<前の記事 保健師のお仕事の話


関連記事


2年生ナースのお仕事日記 結婚が決まった先輩の話
子育て主婦の再就職活動日記 ナースの復職支援
潜在看護師とは??